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Next.js vs WordPress:2026年にWebサイトを作るならどちらを選ぶべきか

はじめに

Webサイトを新しく作ろうとしたとき、「WordPress と Next.js、どちらを選ぶべきか」で迷う方が増えています。

WordPressは世界のWebサイトの約40%で使われている定番CMSです。一方、Next.jsはReactベースのフレームワークとして、表示速度やセキュリティに優れた選択肢として注目されています。

この記事では、ビジネスの目的に合わせてどちらを選ぶべきかを、現役インフラエンジニアの視点からわかりやすく解説します。

比較のポイント

1. 表示速度

Next.js は、ページをあらかじめ生成(ビルド)して配信するため、ユーザーがアクセスした瞬間にページが表示されます。サーバーでの処理を待つ必要がないため、体感速度は非常に高速です。

WordPress は、アクセスのたびにPHPがデータベースからコンテンツを取得して表示します。キャッシュプラグインで改善できますが、構造的にNext.jsほどの速度は出しにくい傾向があります。

表示速度はGoogleの検索順位にも影響します。Core Web Vitals(LCP・FID・CLS)のスコアは、Next.jsの方が有利になるケースが多いです。

2. セキュリティ

Next.js は静的なHTMLを配信するため、攻撃対象となるサーバーサイドの処理がほとんどありません。SQLインジェクションやPHPの脆弱性を突いた攻撃のリスクが構造的に低いのが特徴です。

WordPress は、プラグインやテーマの脆弱性を突いた攻撃が後を絶ちません。定期的なアップデートとセキュリティ対策が必須です。放置すれば改ざんやマルウェア感染のリスクがあります。

3. 運用コスト

Next.js は、Cloud RunやVercelなどのサービスにデプロイすれば、小規模サイトなら月額数百円〜で運用できます。サーバーの保守やプラグインの更新も不要です。

WordPress は、レンタルサーバー代に加え、テーマ・プラグインの更新、PHPやDBのバージョンアップ、セキュリティ対策の運用コストがかかります。外部に保守を依頼すると月額1〜3万円が相場です。

4. カスタマイズ性

Next.js は、ReactやTypeScriptで自由にUIを構築できます。アニメーション、外部API連携、リアルタイム機能など、Webアプリに近い機能も実装可能です。

WordPress は、管理画面からテーマやプラグインで手軽にカスタマイズできます。ノーコードで運用したい場合には強力な選択肢です。

5. コンテンツ更新のしやすさ

WordPress の管理画面は、ブログ記事やお知らせの更新に最適化されています。ITに詳しくないスタッフでも、日常的な更新作業を行えます。

Next.js は、コンテンツの更新にはコードの修正やCMS(Headless CMS)の導入が必要です。更新頻度が高い場合は、運用フローの設計が重要になります。

どちらを選ぶべきか

条件おすすめ
表示速度・SEOを最優先したいNext.js
セキュリティリスクを最小化したいNext.js
運用保守のコストを抑えたいNext.js
スタッフが自分で記事を更新したいWordPress
プラグインで手軽に機能追加したいWordPress
Webアプリに近い機能が必要Next.js
制作費用をできるだけ抑えたいWordPress

まとめ

「とにかくコストを抑えて、スタッフが自分で更新できるサイト」ならWordPress。「表示速度・セキュリティ・運用コストを長期的に最適化したい」ならNext.jsが向いています。

どちらが正解ということではなく、ビジネスの目的と運用体制に合わせて選ぶことが大切です。

toshi devでは、WordPressとNext.jsの両方に対応しています。「うちのケースではどちらが良いか」から相談したい方は、お気軽にお問い合わせください。

Next.jsWordPress比較

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